
こんばんは、めぐです
今回は、むつが実際に受けた
ST(言語聴覚士)とOT(作業療法士)の
療育で、どんな関わりをしていただいたのか
をまとめました。
親として学ぶことも多く、日々感じたことや
気づきをお話します。
※地域や施設によって内容や進め方が異なる場合があります。
あくまで、私たち親子の一例として参考にしていただければ嬉しいです。
ST(言語聴覚士)療育
相談したこと

①会話のキャッチボールが続かない
②声掛けに理解が難しい時がある
この2つが大きな相談内容でした。

ST療育の関わり
①”視覚”を使ったわかりやすいアプローチ
絵やカードやイラストなどの視覚的なものを
使いながら、自分の言葉で説明したり
選んだりできるように遊び感覚で関わってくれました。
②その日の出来事をゆっくり引き出してくれる
先生が丁寧に質問しながら
むつが自分の言葉で整理できるように
サポートしてくれました。
③「これがしたい」と選べる時間
毎回、療育の最後に遊びの時間があり
先生が用意してくれたカードの中から
好きなおもちゃを選んで遊びます。
遊んでいる間に、先生が私へ
最近の様子や気になる点を
丁寧に聞き取りしてくれました。
ST療育を通して感じたこと

療育の途中で、ときどき

もう、嫌だ!
となることもありました。
そんな時は
- 「残り◯回したら終わり」と視覚で示す
- シールなどのご褒美で気持ちを切り替える
といった気持ちの方向づけをしてくれて
むつにも効果がありました。
先生は終始“むつのペース”に合わせて
関わってくれ、小さなことでも必ず褒めてくれる。
活動の流れもホワイトボードで見せてくれたので
むつ自身が「いま何をする時間か」見通しを
持ちやすかったように感じます。
そして何より印象的だったのは
「自分で選ぶ」「自分で決める」場面を
多く作ってくれていたこと。
この積み重ねのおかげで
むつも少しずつできることが増え
療育を重ねるうちに

あれがした〜い
と自分で伝えることも増え
先生との信頼関係もしっかり育っていたように
思います。
結果として
- 言葉の広がりが増えた
- 理由を自分の言葉で言う場面が増えた
と感じています。
OT(作業療法士)療育

OTでは、リハビリ用の部屋で
身体の使い方や動き方を見てもらいました。
その中で指摘してもらったのは次の3つです。
- 左右の足首が硬い
- 体幹(腹筋)が弱い
- 一点集中型(切り替えが苦手)
私が相談したこと

①つま先でよく歩く
②お箸の持ち方が気になる
左右の足首が硬い
当時はつま先歩きがかなり多く、
靴がよく破れたり穴があいてしまうほどでした。

OTの先生からは、

つま先歩きやつま先立ちを続けると
ふくらはぎの筋肉がが発達して硬くなり
足首の可動域が狭くなることがあります
教えていただき、原因と注意点を丁寧に
説明してもらいました。
体幹(腹筋)が弱い
腹筋の弱さは、むつの動きのいろいろな場面に
影響していると指摘がありました。

つま先歩きも、体幹の弱さが
関係していると思います。
また、高いところからジャンプで降りた時の姿を見て

足首が硬いので、膝と身体を
前に倒してバランスをとって
カバーしています。
とも教えてくれました。
さらに姿勢面については・・・

反り腰が目立つちます。
でも、小学生になって
ランドセルを背負うと
自然と前傾姿勢になって
腹筋もついてきます。
縄跳びは、後ろ跳びの方が得意だと
思いますよ。
実際に縄跳びをしてみると、本当にその通りで
前跳びのぎこちないこと・・・。
ずっと気になっていた”つま先歩き”。
まさか体幹の弱さからきているとは
思いませんでした。
当時は靴が1〜2ヶ月でダメになっていたので
原因がわかりスッキリしたのを覚えています。
今(小学1年生の2学期終盤)ですが
つま先歩きはだいぶ減ってきました!
一点集中型
リハビリ室でボルダリングをしていた時のこと。
話しかけても、むつは全く返事をしませんでした。
その様子を見たOTの先生は

集中しすぎて
聞こえていないだけです。
一点集中型ですね。
決して無視しているわけでは
ありませんよ。
今は”視覚>聴覚”の状態なんです
と説明してくれました。
続けて、

生活の中でも同じような
様子がみられたら、
目線を合わせたり、肩を軽く触って
注意をこちらに向けるといいですよ。
お互いストレスが少なくすみます。
また、

これから脳の発達とともに、
身体を動かしながら周りの声も
聞けるようになっていきます。
どれくらいできるようになるか経過を
見ていきましょう。
と、話してくれました。
——それから4ヶ月後の療育の日。
むつはまた身体を動かすのに夢中でしたが
パパが声を掛けると・・・。
なんと!動きながらちゃんと聞いて、
アドバイス通り行動していました。
これには私たちも、OT先生もびっくり。
むつなりのペースで、着実に成長していると
実感できた瞬間でした。
お箸の持ち方に関して

お箸は使えてはいるものの
「上手くはさめない」
「持ち方が気になる」
という状況でした。
OT先生から持ち方の説明をしてもらい
実際にお箸を使って物を移す練習もしました。
しかし家でやってみると・・・。

もぉ!!
嫌〜〜〜〜!!!!
となるのは、言うまでもありません(笑)
- 持ち方はどうであれ、本人はお箸で食べれていて不便を感じていない
- 気になっているのは私
後々、この事実に気づき

これ以上無理にする必要はないのでは・・・
と思うようになりました・・・。
月1回の療育で7ヶ月かけて基本の持ち方は
身についたものの、その持ち方を”継続する”のは
まだ難しい様子。
声を掛ければ正しい持ち方に戻すけど、すぐ忘れる。
この繰り返しの状態が続いており
それを伝えたところ、

成長する中で、
周りからのきっかけで
自分から持ち方を気にするように
なるかもしれません。
学ぶ力はあるので、
あとは本人のやる気次第です。
と話を聞いて、私は納得しました。
家でも実践できることは?
OT先生からは、
むつの得意・苦手を踏まえた上で

トランポリンは
「体幹強化」と「足首の刺激」になります。
ブランコの立ちこぎは「姿勢の矯正」にも
良いので、むつ君に合っているかも
しれません。
家で出来る取り組みを教えてもらいました。
OT療育を通して感じたこと
むつの”今の身体の状態”を知ることができたのは
本当に大きな収穫でした。
反り腰・足首の硬さ・集中の特性など
指摘してもらわないと気づけなかったことばかり。
それぞれに対するアプローチ方法も
教えてもらえたので、家庭でも
意識しやすくなりました。
終わりに

療育に1年ちょっと通い続けて
むつの得意と苦手がより明確になり
日常で意識できることが増えました。
療育を通して「その子に合った関わり」の
大切さを深く実感することもできました。
本やネットで見る”ASD・ADHDの特性”は
あくまで一例で、実際には
ひとりひとり全く違う。
昨日は出来たけど、今日はできない。
その日のコンディションで全然違う。
だからこそ、
その子をよく見て寄り添っていくことが大事!
療育は、私にとっても多くの学びがあり、
気軽に相談出来る安心の場所でした。
むつは小学生になり、療育は終了しましたが
今は放課後デイサービスなどを利用して
引き続き支援を続けています。
次回は療育を終える時に
ST・OTの先生からいただいた
アドバイスをまとめようと思います。

では、また!


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