
おはようございます、めぐです
今回は「療育へ通うまで【前編】」となります。
療育の相談をすると決めてから実際に
診断予約をするまでの
道のり・期間についてお話をします。
むつの場合は——
電話予約から診断予約に至るまでに
かかった期間は、なんと6ヶ月です!!
詳細はこんな感じ↓
電話予約から・・・3ヶ月後
発達検査から・・・1ヶ月後
専門家と関わりから・・・2ヶ月後
早く受診したい!と思っても
すぐに受診できるわけでは
ないのが現実でした。
もちろん、地域や病院によって
多少差はあると思います。
具体的にどんなやりとりがあり
どんな流れで診断をしたのか
まとめていきます。
療育の相談、まずはどこにすればいい?


療育専門の病院ってどこ?
かかりつけの小児科?
市役所にいかないと行けないの?
まず、どこに電話をすればいいのか問題。
右も左も全くわからない状態だったので
まず、私が行ったのは
園の担任の先生に相談でした。

最終的にAセンター(仮名)を
通ることになると思うので
最初からAセンターに電話すると
いいと思います。

Aセンターを通る?
どういう意味・・・?
後に知ったのですが
先生が教えてくれたのは
”総合福祉通園センター”
という場所。そこには
次のような役割があるそうです。
▶療育や発達支援の相談窓口として
専門家チームが集まる大きな相談センター
▶保育園や市役所などから情報を受けて
療育が必要か・どんな支援を受けるのか
その最終判断を行い、関係者と連絡や調整を行う
※地域によって体制や役割が異なる場合があるそうです
詳しくはお住まいの市町村の担当窓口でご確認ください。
そのため、Aセンター以外にも
相談ができるクリニックもありますが
最終的にAセンターを通ることになるので
最初からAセンターに相談するといいですよ
という意味でした!

なるほど〜
となったのは言うまでもありません。

お母さん・・・
予約に時間かかるみたいですよ。
ポツリと教えてくれました。
ここから長〜い予約待ちの
始まりです——。
Aセンターに電話予約、まさかの3ヶ月待ち!

決めたらすぐに行動したくて
たまらない性格の私(笑)
先生に教えてもらったその日に
Aセンターに電話をしました。
電話はすぐに繋がりました。
なぜ電話したのかを伝えたところ
受付の方から色々な質問をされました。
私はそれに答えていく、といった流れでした。
電話で聞かれたこと(印象に残っている項目)
- 子どもの年齢や性別
- 住んでいる場所
- 相談したいこと
- 診断の有無
- 園に通っているか など
※上記以外にも色々質問があったと思います。
そして、私が相談した内容は
”オープン保育での様子”のことでした
(関連記事:「オープン保育での様子」)
”言葉の遅れ”についても。
むつの成長をみていると

1つ下の学年だと
違和感ないよな〜
と思うことがしばしばありました。
電話の時間はだいたい
10分〜15分程度
だったと思います。
終始、優しく寄り添った対応を
してくれたのがとても印象的です。

今日お母さんが話してくれたことを
ドクター含む専門家チームと話し合いを
行います。話し合った結果次第で
一度、当センターに来ていただくか
他の病院を紹介するかの電話をします。
そうして、待つこと1周間。

一度、こちらに来てください

わかりました

予約ですが
最短で◯月(3ヶ月先)になります

え?3ヶ月も先!?
保育園の先生から予約に時間がかかると
聞いていましたが、私の中では

まぁ、かかっても
1ヶ月くらいでしょ
と安易に考えていました。
”すぐに受診したい”気持ちだった私には
3ヶ月待ちがただただ遠く感じて
もどかしかったです。
「新板K式発達検査」を実施

長かった予約待ちを経て、当日。

どんなことをするんだろう?
少し緊張しながらセンターへ向かいました。
この日は、心理士さんが
対応してくださいました。
部屋には家族全員で入りました。
本来はこどもとスタッフだけで
検査を行うことが多いそう。
むつがまだ小さかったこともあり、
私たち夫婦も一緒に入る形になりました。
むつは部屋の隅のジョイントマットの上で
別のスタッフさんと遊びながら
「新板K式発達検査」という
発達の状態を確認する検査を受けました。
私たち夫婦は少し離れた場所に座り
心理士さんと日頃のむつの様子について
話をしました。そのときも、私は
オープン保育の日の様子を思い出しながら

どうしたらいいんだろう・・・
という不安を相談しました。
その頃の私は”大丈夫って言ってほしい”という
安心ワードを求めていたのかもしれません。
心理士さんは優しく話を聞いたあと
次のようにアドバイスをくださいました。

集団で活動する時は
”個別で関わること”
”今からどうするのか”
をむつ君に実際に
見てもらった方がいいかも
しれませんね。
あとは、言葉だけで伝えるよりも
一緒に取り組んで見せることも
大切です。

なるほど・・・
となったのを覚えています。
言葉で説明するよりも、実際に一緒にやることで
むつに伝わることが増えるかもしれない!
当時の私にとって大きな気づきを得られた時間でした。
新板K式発達検査とは?
子どもの発達状態を遊び感覚でチェックできる
ー対象ー
0〜成人(特に乳幼児から小学生まで)
ー内容ー
・身体の動き(姿勢・運動)
・考える力(認知・適応)
・言葉や社会性(言語・社会)
の3つの分野をみて
それぞれどの程度できるか調べる
ーわかることー
得意なところ・苦手なところがわかり
この情報をもとに、その子に合った育児や
療育の計画を立てることができる
※この欄はパープレキシティAIを使って作成してます。
内容は参考としてご覧いただき、詳しいことは専門家にご相談ください。
検査は「できる・できない」を判断するものではなく
「今どの段階にいるのか」を知るための手段だそうです。
検査を受けて

むつが新板K式発達検査を終えて
しばらくしてから、簡単な説明を
受けました。

検査の結果ですが、
むつ君の現在の年齢が4歳7ヶ月。
言動が3歳半
言葉の理解が3歳です。
折り紙で四つ折りは出来ましたが
三角形にはできませんでした。

やっぱり・・・
言葉、遅れてるよね。
この結果を聞いて、納得しました。

次回は、むつ君と専門家、
ドクターとの関わりになります。
来月の予約してくださいね。
専門家・ドクターとの関わり

翌月、心理士さんと広めの部屋に
行きました。
棚にはたくさんのおもちゃや
リハビリで使うと思われる道具が
ずらっとあり、それを見て
むつのテンションはぶち上がり。
目移りもすごく、あれやこれやと
見たものを次々に出して行く。
理学療法士(PT)さんと作業療法士(OT)さんが
交代でむつと遊びながら関わってくださいました。
指先を使う道具を使ったり、輪投げをしたり
ケンケンパをしたり。
そんな中——
視線を感じたため、ふと廊下を見ると
ドクターがコッソリむつを見ていました。
(でも全然隠れれていない(笑))
むつもすぐにドクターを見つけて

誰かおる〜〜!!!
と廊下を指さし速攻バレてました(笑)

見つかったか〜。こんにちは!
こうしてドクターも一緒に遊びながら様子を
見ることに。
専門の先生方・ドクターはともても優しくて
終始、安心感がありました。
私たち夫婦は、心理士さんと話をしたり
むつの様子を見たり。
ひと通り終わると

次回はドクターの診断になります。
2ヶ月後になるので予約してくださいね。

に・・・2ヶ月!?
終わりに
電話予約から診断までの6ヶ月。
当時の私は

かかりすぎーー!!
とうい気持ちでいっぱいでした。
早く白黒つけたいし、早く進めたい——
焦る気持ちが強かったです。

しかし、時間があったからこそ
自分の気持ちと向き合い
むつのことを考えることが
できたとも思っています。
検査結果をもとに
「どうサポートすればいいのか」
これから専門家と一緒に考える。
そして、検査はゴールではなくスタート。
大切なのは、その子への
”理解(得意・不得意など)を深めること”
だと思いました。
診断までのみちのりは長く感じるし
大変なことも多いです。
でも、早期発見・早期支援は子どもにとって
必ずプラスになると思っています!!
「あの時にしておけば…」と
後悔しないためにも
迷ったら、まずは行動してみる!
私はこのスタンスを大事にしています。

では、また!


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