
おはようございます、めぐです
今回も保育園の連絡ノートや
私の成長記録ノート・そして母子手帳を
振り返りながら年中の頃のことを
ピックアップしてお話します。
むつの変化と一緒に私自身の
”見方”にも変化があった1年間です。
保育園の様子

体操服に関して
2歳から始まった体操服拒否・・・。
むつのその日のコンディションにも
よるのですが、着てくれる日が増えました。
それでも、拒否する日も多かったです。
そんな中、すこしずつ変化もありました。
私の声のかけ方です。
以前は

何で着ないの?
何が嫌なの?
着るのは保育園に行ってる時だけだよ!
”なぜ!?”の気持ちが全面に出てしまい
こういった声掛けをよくしていました。
理由はもちろん答えてくれず。

嫌!!
の一点張りだったのは言うまでもありません。
そうしていく中で「着なければならない」
この考え方を辞めました。
(諦めたとも言う・・・笑)
そして、選択肢を出す声掛けに。

体操服の上と下だったらどっち着る?

上の服!
下は長さが嫌・・・
「自分で選んで決める」というのを意識しての
声掛けだったと思います。
(選択肢を出すと答えやすいと知るのは
まだ先のことです)
この時はなんと、理由もきちんと
答えてくれてました。
ちなみに、半ズボンが嫌なのは今も健在(笑)
”汚れてしまう”など特別な理由がない限り
基本長ズボンしか履きません。
普通箸デビュー!!!
手先の不器用さもあってずっと補助箸を
家でも保育園でも使用していました。
そんなむつが、年中でついに普通箸のデビュー!
きっかけは、なんと「お箸を忘れた日」。
保育園の普通箸を使うことになり、
初めての普通箸に怒りながらも頑張ったそうです。
その日の夜、

見て〜!
と得意げにお箸を使って見せてくれました。
「できた!」という成功体験が自信になり
そこからスムーズに普通箸へ移行できました。
先生の柔軟な対応に本当に感謝です。
集中力に関して
連絡ノートには、こんな記録がありました。
・自分に興味がない事や他のことに
気がいってる時は集中できずに
ゴソゴソしたり寝転んだりする
・絵本の内容が難しくなるとじっとしていられない
・運動会の練習は何回かすると
全く集中ができなくなり
座り込んだり、何もせずぼんやりする日がある

「やりたいこと」には一直線ですが
そうでない時は”むつワールド”へ。
こうした中でも、先生が個別で
声をかけてくれることで
むつなりに頑張って取り組めていたようです。
家でも”まずは1回やってみよう”と
声掛けを意識するようになりました。
当時の苦手なこと
苦手なことがある中で、むつなりに
一生懸命取り組む姿勢もありました。
・鉄棒が怖い

怖い!怖い!!!
運動会にむけて鉄棒の練習があったのですが
恐怖心が強く、大騒ぎ。
先生が支えてサポートするも
変なところに力が入り、うまくいかず・・・。
それでも、何度も列に並んでチャレンジ。
▶運動会当日は成功!諦めずに頑張りました。
・話の構成が苦手で思うように伝わらないと
グズグズ言って軽い癇癪を起こすことも。
▶むつの様子をよく理解している先生が
「こうかな?」と代弁してくれていました。
・”できない”・”難しい”と思った瞬間
取り組む前からグズグズ。しかし、
その場を離れることなく、
やる気を見せていたそうです。
▶「これは大きな成長ですね!」と
先生のコメントも。
・みんなと一斉に動くことが苦手。
短時間で終われない時や、待つ時間が長いと
しんどくなってしまう。
▶先生が個別対応で「頑張れたら褒める」
フォローをしてくださっていました。
・その場に合わせて並ぶのが苦手。
▶決まった場所には座れるけれど
「どこでもいい」と言われると困ってしまう様子。
・順番待ちも苦手
▶じっとするのが好きではなく

もぉー早く〜!
となってしまうそうです(今もです)
・片付けが苦手。
出したおもちゃは
そのままにしてしまう事が多い。
▶整理整頓は得意ではないようです。
今も健在です(笑)
感情面に関して

連絡ノートには、こんな記録がありました。
・自分の気持ちが抑えられないこともあるけど
ゆっくり話すと納得してくれることもある
・仲良しのお友達の横に行きたくて
他の子がいるのに、無理に割って入ってしまう。
その結果、相手に嫌がられてしまい
むつはグズグズ泣いて怒ることがよくある、
とのこと。
”相手の気持ちに気づく”という部分は、
まだまだ難しい様子ですが
むつの「こうしたい!」という気持ちを
自分から出せるようになってきたのは
大きな成長だと思います。
ケガが多い
今だからわかるのですが、この年は
本当に注意力散漫でケガが多かったのです。
当時の連絡ノートにも、ケガの報告が
よく書かれていました。
・床にぶつけて鼻血
・擦り傷は日常茶飯事
・椅子に座りそこね床に尻もち・背中擦る
・走って棚でおでこを打つ
・平均台で滑って足と唇打つ
などなど。他にも
お迎えに行った時に
・駐車場付近で走って転ける
→翌日も全く同じ場所で転ける

また転けた〜
と大号泣。
これらも今となっては
いい思い出です(笑)
もちろん成長も!
できないことや、心配も多いけれど
確実に成長もしていました。
・保育園のルーティンは一人でできるように
・イレギュラーな変更にも
少しずつ対応できるように
・1対1でゆっくり話すと
ほとんどの事は理解できている
「できない」より「できるようになってきた」を
見つけることの大切さをこの頃から少しずつ感じ
始めました。

振り返って感じたこと
先生のサポートや、むつ自身の”やってみよう”
という気持ちが、少しずつ行動の変化に
つながっていった時期でした。
苦手なことも多いですが、”やろうとする姿”を
認め、たくさん成功体験を得る大切さを
この頃から学んでいった気がします。
家での様子

お箸に関して
保育園で普通箸の成功体験をする前に
何度か家で普通箸にチャレンジしたことも
ありましたが「いやー!」と叫び投げることが
度々あり、正直保育園頼みの部分がありました。
また、手の方が楽というのもあってか
手づかみも長い間していました。
(これに関しては、今でも。
お箸で掴みそこねた物はぱっと
手づかみで食べています。)
片付けに関して
家ではよく、おもちゃは手当たり次第
目についたおもちゃを片っ端から全部
出してしまう。そして一通り遊んだら
片付けずにそのままの状態になることが
多かったです。
根気よく声をかけ続けてくれたのはパパ。

片付けな〜!
と都度言ってくれ、最初は

ぎゃ〜!!!
と泣いて怒っていましたが、家族で
見本を見せて、1〜2つだけでも
片付けるようにしていくのを続けた結果、
今では出したら片付ける習慣がつきました。
”片付ける”と言ってもテーブルの下に並べる
引き出しの中におし込む、そんな感じですが(笑)
形はどうであれ、
出しっぱなしではなくなったので
私の中ではハナマルです◎
コミュニケーションに関して
会話の途中で話を割り込んだり、思ったことを
すぐに言ってしまうのはこの頃から。

今はコウと話しているから
ちょっと待って。
とその都度伝えていますが、
なかなか難しい様子。
また、この頃からから”人のせいにする”
ことや”すぐバレる嘘をつく”ことも
増えました。
人を騙そうとするような嘘ではなく
強がる嘘です。
例えば、間違い探しで見つけていないのに

見つけた〜
と言ってみたり。それに対して兄のコウが

どこ!?指さしてみて!!
と本気になり、ここから兄弟バトル勃発(笑)
知恵がついてきたな〜と記録しています。
ついちゃいけない嘘に発展しないように
かなり気をつけていました。
ケガに関して
家でもケガが絶えませんでした。

え!?何で?それはネタかい?
と思うくらい、どこかしら怪我をしていました。
この頃のむつは、思うようにいかないと
泣いて勢いよく走り去ることが
多かったのですが・・・。
泣きながら走り去りビーズクッションにダイブし
頭を何かにひどくぶつけ切れて大量出血したことも。
また、階段を踏み外してお腹から転落。
その後、1ヶ月も経たずに、階段から踏み外す。
別の日は、コウと階段を上がってる時に踏み外し転落。
いずれも大事には至りませんでしたが
毎回ヒヤヒヤしました。
今は怪我もぐんと減りましたが
相変わらず周りは見えていません(笑)
今振り返ると、「注意しててもケガをする」
ことがとても多かったです。
ケガを減らすための環境づくりを
もっと意識していても良かったのかもしれません。
・泣くと勢いよく走るため物を必要以上に置かない
・階段を降りる時は私から先に降りる
・階段をのぼる時はむつのあとに一緒にのぼる などなど
終わりに

オープン保育での様子を
きっかけに、療育への
意識が高まりました。
しかし、具体的にどうするのが
むつにとってベストなのかは
まだ全然わからない状態でした。
手探りの中で、私の視点が徐々に
変わり始めたと思います。
先生にも保育園での様子を
事細かく聞くようにもなりました。
むつの得意・不得意に意識が
むくようになり始めたのもこの頃です。
ちなみに、母子手帳の項目で
”自分の経験したことを話せるか”
とあったのですが、当時の
むつは全く話せませんでした。

今日、保育園で何したの?

わから〜ん!
当時のやりとりのルーティンでした。
コミュニケーションのゆっくりさが
よくわかりますよね。
できないことに目が行きがちな日々の中で、
「この子の良いところをちゃんと見てあげよう」
と思えるようになったのが
この年だったと思います。

では、また!


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